【診療科別の診療予約システムの普及について調査】医師の半数以上が平均30分前後待ち時間が減少したと回答
病院を受診した際に、診療予約システムがあると便利だと感じる患者は多いでしょう。実際クリニック側にとってもメリットは多いですが、未だに導入されていないクリニックも一定数あります。導入した前後で待ち時間や予約の電話はどれくらい減少するかなど、どれくらいの効果があるのかも不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回、診療予約システム『QuiQ』(https://www.peernist.co.jp/products/quiq/)を運営する株式会社peerNISTは、クリニックを経営している医師を対象に、「診療科別の診療予約システムの普及」に関する調査を実施しました。
調査概要:「診療科別の診療予約システムの普及」に関する調査【調査期間】2024年6月19日(水)~2024年6月24日(月)【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査【調査人数】1,005人【調査対象】調査回答時にクリニックを経営している医師と回答したモニター【調査元】株式会社peerNIST(https://www.peernist.co.jp/)【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
※この調査の内容は、あくまでクリニックを経営している医師の方を対象にしたアンケート結果の紹介であり、効果や効能を実証するものではありません。
今回調査に協力してくださる医師の方の診療科は以下の通りになります。
『眼科(130名)』『心療内科(119名)』『内科(117名)』『整形外科(112名)』『歯科(110名)』『耳鼻咽喉科(101名)』『婦人科(100名)』『皮膚科(100名)』『外科(65名)』『小児科(51名)』
はじめに、診療予約システムの導入状況についてうかがいました。
「診療予約システムを導入していますか?」と質問したところ、『眼科(86.2%)』が最も多く、次いで『心療内科(73.9%)』『内科(72.6%)』と続きました。眼科や心療内科など、事前の予約を取る患者さんが多い診療科ほど導入率が高い傾向が示された一方、歯科や外科、小児科など突発的な利用が多い診療科は導入数が低い傾向にあるのかもしれません。しかし、全体として7割近くのクリニックで実際に診療予約システムが導入されていることが明らかになりました。
では、実際にどのようなメリットを期待して導入したのでしょうか。
「診療予約システムを導入する際にどのようなメリットを期待していましたか?(上位3つまで)」と質問したところ、『再診率の向上(45.8%)』『電話対応の減少(44.3%)』『混み具合の平均化(41.4%)』となりました。
4割以上のクリニックが診療予約システムを導入することで『再診率の向上』『電話対応の減少』『混み具合の平均化』を期待していたようです。
前問では導入前に期待していた点について明らかとなりましたが、実際に予約システムを導入することで期待は実現したのでしょうか。
「実際に診察予約システム導入して感じたメリットはありますか?(複数回答可)」と質問したところ、『混み具合の平均化(34.5%)』が最も多く、次いで『電話対応の減少(33.7%)』『再診率の向上(28.1%)』という結果になりました。
期待していたメリットと実際のメリットに大きく違いはないことが明らかになりました。では、診療予約システムの導入前後で具体的にどのような変化があったのでしょうか。
「来院患者数はどの程度増えましたか?」と質問したところ、『10割以上(導入前の倍以上)(5.7%)』『5割~9割(25.6%)』『3割~4割(37.2%)』という回答結果になりました。
7割近くの方は来院患者数が3割以上増えたと回答し、予約システムの導入により多くの患者を診察できるようになったことが示されました。
また「予約の電話はどの程度減りましたか?」と質問したところ、『電話予約が無くなった(8.0%)』『5割以上(36.5%)『3割~4割(37.1%)』という回答結果になりました。
予約電話が5割以上減ったと回答した方は4割以上であり、予約システムの導入は受付スタッフの業務負担減少に寄与することが示唆されました。
他にも「院内の患者の待ち時間はどの程度減りましたか?」と質問したところ、『45分程度減った(17.9%)』『30分程度減った(31.3%)』『20分程度減った(14.7%)』という回答結果になりました。
来院者数が増えた方が多いにも関わらず、患者の待ち時間については30分前後減少したと回答した方が5割以上いるという結果になりました。
ここまでの調査で、診療予約システムを導入することによる、多くのメリットが示されました。
しかし先の設問では約3割の方が診療予約システムを導入していないと回答しました。
その理由とは何なのでしょうか。
「 診療予約システムをこれまで導入していない理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『コストがかかるから(41.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『セキュリティ面が心配だから(28.1%)』『使い方がわからないから(サポート体制がないなど)(26.8%)』と続きました。
システム導入の課題としてコスト面の懸念があることが明らかとなりました。また、セキュリティ面、システム導入における知識面での懸念もあるようです。
ここまでの調査で、コストやセキュリティ面、使い方について不安が残る方が多く、未だ導入できていないクリニックがあることが判明しました。最後に、システム導入の状況に関わらず診療予約システムを上手く運用するために効果があると思う機能をたずねました。
■診療予約システムを上手く運用するにはどんな機能が必要?・タイムラグをなくし、出来る限りリアルタイムで反映するシステム(30代/女性/外科)・初期費用はなるべく抑えめに(30代/男性/婦人科)・様々なツールとの連携機能(40代/男性/眼科)・高齢者の患者でも簡単に使えるようなシステムに改良してほしい(50代/男性/歯科)・現在の待ち人数を患者が確認できる(50代/男性/耳鼻咽喉科)
このほかにも、予約変更をスムーズに行える機能が必要という声もありました。
今回の調査で、7割近くのクリニックが診療予約システムを導入していることが明らかとなりました。さらに、診療科ごとに導入率を比較すると事前予約の需要が高い科ほど導入率が高くなる傾向が示され、最大3割も導入率に差が生じる結果となりました。
診療予約システムの導入により、約9割のクリニックが来院患者数の増加を報告しています。また、約30分前後の待ち時間短縮を実感したクリニックは6割以上にも上り、さらに、約9割のが電話による予約が減少したと回答し、そのうちの約1割が電話予約を完全に無くすことに成功したことが示されました。
このことから集患、患者さんのストレス軽減、受付スタッフの負担軽減が期待できることが明らかとなりました。
今回の調査で、7割近くのクリニックで診療予約システムを導入しており、導入検討まで含めると9割超ということから診療予約システムはクリニックにとって必須のシステムになると考えられます。
一方で「コストがかかるから」「セキュリティ面が心配だから」「使い方がわからないから(サポート体制がないなど)」といった理由から、未だ導入できていないクリニックが3割あります。
しかし、混み具合が平均化されたり、電話対応の減少、再診率が向上したりとメリットも多くあるため、診療予約システムを導入を検討してみてはいかがでしょうか?
今回、「診療科別の診療予約システムの普及」について調査を実施した株式会社peerNISTでは、診療予約システム『QuiQ』(https://www.peernist.co.jp/products/)を運営しています。
■「QuiQ」の3つの特長1.受付業務をトータルサポートWEBでの順番待ち、予約できるのはもちろん、精算機や入金機との連携まで実現。医療機関にかかる患者さんの入口業務である予約や受付から、出口業務である会計まで、受付業務をトータルでサポートします
2.シンプルで使いやすい画面「誰でも迷うことなく利用できる画面デザイン」をコンセプトに開発されました。パソコンの苦手な方でもすぐに慣れてご使用いただけます。
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弊社の診療予約システム「QuiQ」を体験し、打ち合わせやデモの予約が行えます。
本サービスのお申し込み、お問い合わせは、以下の当社Webサイトよりご確認ください。